ハイスピード・ジェシー


ジャンル:小説


パオロン
パンク



【名前】パオロン
【属性】生体宇宙船
【大きさ】直径200mの球体に角やらヒレやらついている形
【攻撃力】・恒星を破壊可能。
      赤色超巨星(複数の銀河にまたがって宇宙を探査しているパオロンが
      驚くほど常識外れに巨大な恒星。おそらく直径が太陽の数百倍、質量
      が数十倍あるベテルギウス並のやつ)の中心にワープアウトした直後に
      後述の重力場を最大にし、超新星爆発を引き起こした。
      爆発半径は7光日におよび、後にはブラックホールができた。
     ・惑星を破壊するくらい造作もない。(自己申告)
     ・恒星を食べる。(後述)
【防御力】素の防御力は体内で核爆発が起こって重症を負うくらい。
     (恒星の中心にワープアウトした際、一瞬だけバリアも超次元推進も
     切っていた描写があるが、これはパオロンにとっても一瞬(おそらく
     ナノ秒単位)だったのであまり防御力の参考にならない)
     バリア最大出力で前述の超新星爆発の中心にいても無傷で耐えた。
     超次元推進中は殆どの攻撃手段は通じずすり抜けてしまう。
     超次元推進中のパオロンにダメージを与えるには、パオロン以上の
     パワーを持った超次元推進船で体当たりするしかない。(未遂)
     超次元推進中なら、吸い込まれた物体は重力と時空の乱流で素粒子まで
     分解されてしまうという時空間乱流(それに比べればブラックホールの
     時空の歪みなどかわいいものだという)の中で無傷。
     物質も時間も存在しない亜空間の中でも何の問題もなく性能を発揮できる。
     
【素早さ】千光年を半日で移動できる宇宙船(光速の73万倍)より遥かに速い。
     通常移動とワープの併用で銀河と銀河を数日で往復できる。
     思考速度も移動速度相応に早い。
     ・亜光速でミサイルの残骸とすれ違った時に、残骸に書かれた文字を
      すれ違った一瞬で読む。
     ・フルスピードで球状星団に突入して減速せずに恒星を食べる。
      食事は常時発動ではなく任意発動なため、超光速で恒星を通過する一瞬に
      原子分解&エネルギー吸収を行ったことになる。
     ・自分以上の移動&反応を持つ生体宇宙船の体当たりを何度も回避する。
     作中のどんなAIやコンピュータより計算速度が早い。(描写から推測)
     ↑作中の科学水準は恒星飛行が可能で銀河規模の宇宙文明があるくらい。
【特殊能力】↓これらの能力は発動速度=反応速度で複数同時に使用可。
   ・超次元推進:船体を次元の外側に置くことで外部から一切影響を受けなくなる。
     物理法則を無視して一瞬で超光速に達したり、重力を無視して惑星上に
     静止したりできる。超光速で恒星を貫通してもまったく問題なし。
     また、次元の外側にいるので通常空間用レーダーだろうとワープ空間用
     レーダーだろうと、あらゆる索敵手段でも捉えられられなくなる。
     作中で超次元推進を使ってない場面は
     ・攻撃力の欄の超新星爆発。
      これは超新星の圧力で分裂した体を1つに戻そうとしたため。
     ・敵から能力を隠すために普通の宇宙船のふりをしたとき。
     くらいしかないので常時展開だと見ていいだろう。

   ・探査能力:前述の赤色超巨星が豆粒のように見える距離から、瞬時に
     その星までの距離をミリ単位以下まで正確に測れる。
     数十万光年離れた銀河の恒星の大きさや分布をある程度把握。
     衛星軌道上から惑星の気温や大気中の塵の分布、小鳥の動きにいたるまで
     全て把握し、軌道上から石を投げて10cmの誤差で狙った場所に落とせる。
     また自分より性能が上の超次元推進船を知覚できる。
   ・転移:人間程の物体を強制転移させる。射程は不明だがおそらく光秒単位。
     超光速で移動する宇宙船の司令室にピンポイントで人間を送り込み、回収する。
     惑星上にいた人間の持っていた銃を奪う。
     超光速宇宙船から部分転移で小さな金属片だけを剥ぎ取り、船内にいた人間の
     手のひらに実体化させる。
     部分転移で人の重要臓器を狙って殺すようなこともおそらく可能。
   ・食事:生物なので当然食事もする。消化器官は無く、周囲の物体を瞬時に
     原子まで分解しエネルギーに変換してから、それを全身で吸収する。
     味にうるさく、圧力と温度の高い恒星を好んで食べるが、それ以外の
     物質でもエネルギーでも何でも食べられる。
   ・重力場:星系を丸ごと、各惑星の運行を乱さず精確に動かせる。
     フルパワーで赤色超巨星を破壊できる。

【長所】超次元推進中のパオロンにダメージを与えるのは非常に困難。
    それと反応、移動、攻撃速度、探査能力の高さで殆どの相手を一方的に攻撃できる。
    非常に老獪(年齢は5千歳)で戦術能力が高い。自分以上のパワーを持つ
    生体宇宙船と戦い、ハッタリと地の利を駆使して無傷で勝ったことがある。
【短所】本来は汎用探査宇宙船であり武器、兵器の類は一切持っていない。
【戦法】四次元長官と同じように、通常次元にいる状態で戦闘開始。
    戦闘開始後に超次元推進を使用(発動速度=反応速度)。
    超次元推進で突進しつつ重力場&原子分解で攻撃。
    相手が登場型兵器だったり弱点がある場合は操縦者or弱点を部分転移で攻撃。
    相手が小さかったら部分転移で削ってもいい。
【備考】・恒星破壊について補足    
 赤色超巨星の破壊は、とあるきっかけで分裂したパオロン2隻の共同作業だが、
 分裂パオロン1隻のパワーはオリジナルの半分以下だったこと、星系を動かした時の
 描写からパオロンは余裕で恒星を吹き飛ばせるパワーを持っているらしいことから、
 オリジナルパオロン1隻でも赤色超巨星の破壊は可能だと思われる。
 ちなみに太陽直径の数十倍の恒星を巨星、数百倍の恒星を超巨星という。
・ハイスピード・ジェシーについて。
 現在第一部にあたる「ハイスピード・ジェシー」シリーズと第二部にあたる
 「深宇宙のジェシー」シリーズが出ている。現在シリーズは中断中。
 パオロンの肩書きは「宇宙で最も進んだ文明が生んだ宇宙最高の船」であり、実際
 その名にふさわしい性能を見せていた。しかし深宇宙シリーズのラストで実は
 母星文明の基準からするとパオロンですらパワーが弱い失敗作にすぎず
 もっと強い生体宇宙船がいくらでもいることが判明する。
 第三部ではパオロンの母星文明が舞台になる(作者発言)ので、シリーズが再開すれば
 パオロン以上のキャラが多数登場するのは間違いない。






【名前】パンク
【属性】生体宇宙船
【攻撃力】パオロンより強い。(設定)
     戦闘用宇宙船なので攻撃用兵器を持ってるはずだが描写無し。
【防御力】パオロンより強い。(設定)
     超次元推進可能。
【素早さ】移動、思考速度ともにパオロンより速い。(設定)
【特殊能力】汎用船であるパオロンほど多彩な能力はないが
  超次元推進、原子分解、重力場は使える(重力場は超次元推進の副産物なので)
  あと、超次元推進と同じ原理で城を飲み込む空間(1km程度?)を次元の外側に封印できる。
  射程は数百kmあるのは確実。(衛星軌道から地表を封印したため)
  封印空間に対しパオロンは一切手出しできなかった。
【長所】パオロンより強い。
【短所】殆ど設定ばっかで描写不足。
【備考】超次元推進船同士が衝突した場合、パワー負けした方が一方的に消滅する。
    パオロン以上のパワーを持っていたが挑発されて頭に血が上り、まんまと
    恒星内に誘い込まれる。
    恒星吸収パオロン>パンク>素のパオロン なのでパワー負けして消滅した。














ランキングに戻る