マップス

作:長谷川裕一
ジャンル:漫画
『マップス』全17巻+『マップス外伝』全2巻

神帝ブゥアー
光破船団
リプラドウ号
トゥルーラドウ号
ジェンド・ラドウ
二代目リプラドウ・グァイス(ラ ドウ1101)
クローンラドウ艦
ダード・ライ・ラグン

【名前】神帝ブゥアー
【属性】記録装置、伝承族第一号
【大きさ】地球を手掴みにする位〜銀河系と同サイズまで巨大化
      ・巨大化は原子間距離が広がり拡散することによるものなので周りのものはすり抜け、銀河系と重なった。
      ・「原子が拡散した空間」は一種の異空間のようで、ブゥアー内部に突入した連中はブゥアーと共に巨大化、
       外に残った(すり抜けて重なってしまった)連中は追って空間を越えて入ってきた。
      ・内部に突入した(ブゥアーと共に巨大化した)連中視点でも、伝承族(惑星サイズ、ただしこの場合小さめ)が
       たくさんいて、何万隻の戦艦が超光速戦闘を行える大きさ。(最小時はむしろ縮小していた?)
【攻撃力】銀河生贄砲:宇宙そのものを破壊可能。(回想で描写)
           発射までに約2日7時間半(20万秒)かかる。

           非常に生物密度の高い銀河の全生命体を殺害し、その断末魔の精神エネルギーを撃ちだす。
           作中に登場した生贄砲用の銀河は、ブゥアーが育てさせたものなので、
           同じくらい生物密度の高い銀河は他に存在しない。
           銀河の生物の殺害には下記の惑星生贄砲(仮称)を用いる。
           銀河生贄砲発射準備にかかる時間のほとんどは実は惑星生贄砲発射までの時間である。

     惑星生贄砲(仮称):銀河一つを破壊可能。
              発射までに約2日7時間半(20万秒)かかる。

              惑星を破壊し、その破滅の一瞬を特殊能力の時間操作で20万倍に遅らせ、
              惑星の住人の絶望の精神エネルギーを集め、そして、発射する。
              銀河生贄砲の種火として使われる。
【防御力】銀河障壁:直径10万光年(銀河系をスッポリ包む大きさ)のサイコバリアを50億年に渡って維持可能。
          物質的なバリアではなく、精神的なバリアである。
          機械・生命体を問わず、銀河障壁を認識できるモノが銀河障壁を通過すると、
          自己を否定し、自滅してしまう。

       突破方法:銀河障壁を認識できないただの物体や、エネルギー等は透過する。(描写)

            銀河障壁のある座標の時間を操作して、張られる前である50億年前か、
            消滅した後である戦闘終了後(作中では1年後)にずらせば、
            銀河障壁がない状態を作ることが出来るので通過できる。

       例外:伝承族とさまよえる星人(きわめて特殊な精神構造の持ち主)のみ、
          例外的に銀河障壁を通過可能。

          ブゥアーの存在を知らない者も例外ではない。(推測)
          (根拠:銀河障壁の存在が明らかになった段階で、
           作中ではブゥアーどころか伝承族そのものが
           トンデモあつかいされていて信じられていなかったが有効だった。
           外の銀河から来た人々(=伝承族をまったく知らない)にも
           「通れない壁」と認識されていた。)

     拡大時の防御力:最大事には【大きさ】の項にあるように、ブゥアーを構成する原子が拡散しているため、
             ほとんどの攻撃はすり抜ける。
             作中では原子一つ一つを探して破壊するという作戦が取られたため、
             十分広い範囲で原子レベルの破壊が出来ればダメージを与えられると考えられる。

     素の防御力:非拡大時、あるいは相手も同様の方法で拡大している状態の防御力。
           恒星規模破壊艦数万隻以上が内部で艦隊戦を長時間やって何%か損傷を受けた程度。
           損傷のレベルがある程度を超えると爆発してしまう。
【素早さ】ワープ無しで5000万光年を数分(何分かは詳細不明)で移動した。(描写)
     ただし、収縮しながら銀河を離れており、上記の速度を出したのは元のサイズの時なので、
     拡大時にはあまり速くないと推測される。
【特殊能力】念動力:地球ぐらいの大きさの惑星なら、楽勝で移動させることが可能。(描写)
      予知能力:完全に能力を発揮しデータをある程度集めれば全宇宙の未来をその宇宙の終焉まで予測可能。(描写)
      テレパシー:全銀河に同時に種族を問わずに画像付メッセージを送った。(描写)
      時間操作:地球を完全にカバーするエリアの時間を20万倍に遅らせた。(描写)
【長所】宇宙破壊レベルの攻撃力と高い防御力。
【短所】銀河生贄砲の発射に時間がかかる。
テンプレ改訂:18スレ794-798,870-871        20スレ438,440

【名前】光 破船団
【属性】宇宙船
【大きさ】全長約100m前後
【攻撃力】恒星を破壊可能。
     一番小型のビーム砲でも惑星を分解できる威力を持つ。
     (以上は仕様。恒星規模破壊艦に分類されている。)
     船体の蓋を開くようにして多数の砲門を展開し、全方位にビームを発射可能。(描写)
【防御力】不明。
     ただし、全方位ビームでビームを打ち落とすことができる。(描写)
【素早さ】超光速で戦闘可能。(仕様というか当たり前)
     小回りはリープタイプ同士の接近戦に割って入れるくらいには効く。(描写)
【特殊能力】限定空間の時間を操作し、タイムホールを作る。
      これによって一瞬とはいえ神帝ブゥアーの銀河障壁がない状態を作って、越える事に成功した。
      時間の幅が50億年、宇宙艦隊が通れるくらいの直径だと、
      光破船団7万5千機がフルパワーを出しても一瞬しかタイムホールを作れなかった。
      時間の幅が1年なら、直径3万光年のタイムホールを数秒は維持できた。
【備考】全部で7万5千機も存在する。
    ちなみに、攻撃力〜素早さの描写は一般的な光破船団の船ではなく、
    瀕死のキャプテン・ヒィが乗った、出力4割落ちのヒィ・シップ・レプリカのものである。

【名前】リープ・タイプ(幽霊船団、ニードルコレクション、その他 計10万機)
【属性】自己進化型宇宙船
【大きさ】全長約300〜400m、全幅約300〜400m(個体差あり)
【攻撃力】幽霊船団、ニードルコレクションは個体差はあるが、通常は全武装一斉発射で惑星を吹き飛ばす程度。(仕様)
ただし特殊能力に特化した機体の場合はずっと火力が弱いこともある。
【防御力】バリアー伝導装甲等のおかげで見た目不相応にはあるが、基本的にはまちまち。
【素早さ】通常航行では亜光速。ワープでは超光速。
近距離ワープも装備されていて、超光速戦闘も可能。
長距離ワープだとリプミラ号がレースで320万光年を長く見積もっても数時間程度、
普通に見た感じでは1時間弱の時間で走破している。

○リプミラ号
・ver1
所持している武装は、加速時粒子砲(物質の時間の経過を速くさせて風化させる)、
重力共鳴砲(重力波の共鳴で物質を分解する)他、通常のビーム兵器搭載。
全武装一斉発射で惑星を破壊できる(リプミラ談)。
サイコバリアーを維持できなくなった伝承族ギルディオ(全長1.5万km)を一撃で吹き飛ばした。(1巻)

スターティア(星の涙) とがった細長い結晶体にエネルギーを充填して目標にぶつけ、分解する攻撃。
少なくとも惑星を破壊することはできる。
中性子星でも1個なら破壊できるが星の涙は砕けてしまうらしい。(ゲンの推測)
・ver2
全武装の出力を20%アップ。特殊武装を可動式に変更。通常ビームの砲門数を倍増。
ビット兵器のようなオプションを二つ搭載。
・ver3
地球製リプミラ号。
基本的にはver2と同じだが、精神コントロールがあまり上手くいかないので火器管制をマニュアル操作しなければならない。

○リプリム号
・ver1
持っている特殊能力は、ディメンジョン・ウォール(次元の壁)の生成、
時空振動吸収羽(時空のひずみをエネルギーに変換、ビームや打撃も数分間なら吸収できる。)、
トワイライトボール(発射型のエネルギー弾ではなく空中に直接発生させる)。
Dウォールは防御の他に、打撃に使用したり、6枚展開して相手を閉じ込めたりもできる。
マイクロブラックホールに吸いこまれても無事。
・ver2
レインボースローダウン:よく分からないが爆発などのエネルギーに指向性を与えて宇宙に捨てるっぽい。
リプミラ号ver2の全武装一斉発射で倒された伝承族ギャダの爆発を宇宙に捨てたようだ。
発動までには結構時間がかかる。
・ver3
ver2が繭を作って進化した船体。
ESP反転システム:空間を歪めて念動力なども反転させてしまう。
伝承族ギツアートの念動力を反転させて反撃したり、
ブゥアーが地球を持ち去るために使った念動力を反転させて地球を取り返したりした。
○リプシアン号
・ver1
次元屈折装甲を持っているので通常のビームは船体のどこに食らっても無効。
食らって吸収したビームや、自分のビームを船体の任意の場所から発射できるので死角がない。
火力はリプミラ号より上。
近接戦闘用武装は、ディスラプション・ソード(バリアー伝導サーベル。エネルギーを注入し構造を強化して相手にぶつける、
厚さ700mのバリアー伝導装甲を一撃で粉砕した。)
・ver2
次元屈折装甲が2重装甲になっており、外部装甲を爆破してばら撒きビームを乱反射することができる。

○リプダイン号
・ver1 ミサイル主体の船体。
・ver2 +無人戦闘機・無人戦車を多数搭載。
・ver3 +金属をとりこんで自己増殖する触手・サイバーシナプシスを搭載。
・ver4 ネオダイン号。ラドウの盾に使われただけなのでいつも以上に影が薄い。

○リプレイン号
頭脳体の発する力場で、液体金属の塊を宇宙船の形にしている。
透明度を高めればビームを素通りさせることができる。
本来武装を持っていないが、5巻までは本来リプミラ号の必殺武器である星の涙の運搬役をしていた。

○スガラ号
戦った相手の能力をまねできる。
ver2のリプミラ号の通常武装+1点集中のビーム兵器クリティカル・ビームを搭載。

○ソフティカ
柔軟かつ伸縮自在な船体。
大型艦の内部に侵入して破壊するのが得意。
ver1・ver2ネオソフティカともに特に変わりなし。

○ハーザン
・ver1
一切火器を持たないが、とにかく装甲が頑丈な船体で、体当たり戦法を得意とする。
ver2のリプミラ・リプシアンの全武装一斉発射を受けてまったくの無傷。
太陽の中で戦闘中に冷却材をかけられたときはヒビが入ってしまった。
・ver2 ネオハーザン
伝承族ギツアートの神経に刺さり、リープタイプ数機の砲撃を推進力にして切り裂いた。

○バオン
ver1
水を含めあらゆる流体を自由自在に操ることができる。
ver2 ネオバオン
伝承族の死体から水分を抽出して惑星サイズのレンズを作った。

○ゼル・ルゼ
デンジャーノイズ(半径50km以内の機械の記憶を全て消去する)という特殊能力を持つが、戦闘能力自体は弱い。

【名前】リプラドウ号
【属性】伝承族遺伝子使用宇宙船
【大きさ】全長約300〜400m、全幅約300〜400m(他リープ・タイプと同程度)
【攻撃力】黒いビーム:貫通力が高くリプシアン号の次元屈折装甲も貫通してしまう。直撃させれば一撃で大破させられる。
     電撃状のビーム:上記の黒いビームを阻むリプリム号のディメンジョン・ウォールを一撃で破壊する。
     エネルギーの奔流:船体から大量のエネルギーをほとばしらせる。
     ビーム砲などを地上に向けて使用しなくても惑星が数分間もつかもたないか微妙なほどの破壊力があるという。(自己申告、信憑性は微妙)
     触覚発射・触手攻撃:髪の毛のような形をした触覚を発射したり、船体から触手を伸ばしたりして中距離での物理攻撃をできる。
     リープ・タイプ最強の船なので最低でも全武装一斉発射で惑星破壊はできると思われる。
【防御力】黒いエネルギー場:黒いビームを発射させずに停滞させ、相手のビームを吸収する。
     リプシアン号のビームを防御した。
     球形バリアー:エネルギーの奔流をそのままバリアーにして防御する。
     リプミラ号・リプシアン号・リプリム号三隻の総攻撃を完全に弾き返した。
     リプミラ号の星の涙で破壊された。
【素早さ】通常航行では亜光速。ワープでは超光速。
     近距離ワープも装備されていて、超光速戦闘も可能。
【長所】貫通力が高い攻撃を持っている点。
【短所】パワーが弱めな点。
【備考】リプラドウ・グァイスの最初の船体。
     これ自体はあまり強くないが、二代目ラドウの船体やジェンド・ラドウの船体など同系統で強い船体がいくつか存在する。

【名前】トゥ ルーラドウ号
【属性】伝承族遺伝子使用宇宙船
【大きさ】全高数百m、全幅約3km(ラグビーボールを二つくっつけたような形状)
【攻撃力】恒星を破壊可能な攻撃力を持つ。(仕様。恒星規模破壊艦に分類されている。)
     惑星をスライスする攻撃:惑星サイズの対象に輪をかけ、スライスして爆破してしまう。
     伝承族ニブーをサイコバリアーごと撃破し、太陽系での戦闘では木星サイズの艦2隻を連続で破壊した(*1)。
     2回連続で使用した後は数分のエネルギーチャージをしないと使用できない。
     威力の低めの対空迎撃なら360度にできる。
     触手攻撃:触手を伸ばて中距離での物理攻撃をできる。
     生贄砲:もともと銀河じゅうから集まってきた軍勢を絶望させ、
     そのエネルギーで伝承族評議会を叩く作戦のために出撃したので、生贄砲も持っている。
【防御力】リプラドウ号のようなバリアーはなく、リープ・タイプの通常の砲撃でもダメージを受ける。
     ただし、再生能力を持ち、大穴をぼこぼこ空けられても数分で回復する。
     輪の発生装置のような複雑な部分は再生に何十時間もかかる。
【備考】リプラドウ・グァイスの本当の船体。
    クローンラドウの艦はこれと同タイプ。
    地球破壊に手間取って結局失敗したのは、地球を壊すことが目的ではなく、
    伝承族評議会を倒すために必要な絶望のエネルギーを得るのが目的で、
    より深い絶望を味あわせるための演出をする必要があったから。
    地球破壊自体は頭脳体が持つ杖にしこまれた小型反陽子爆弾(手の平サイズ)で事足りる。
    *1:伝承族は惑星サイズだがサイコバリアーで防御しているので、伝承族を倒すのは惑星を破壊するより困難。
    リプミラは内部に招き入れられたときに直接ダメージを与えバリアーが弱まった好きに撃破したが、ラドウは力づくで破壊した。
    また、マップス世界にはバリアー伝導装甲があるので、大型で高出力の艦は防御力も高い。
    10巻で伝承族の本拠地を攻撃しにいった艦隊の旗艦は、艦の表面すれすれでリプミラ号・リプシアン号の全武装一斉発射のあおりを受けた が表面が融けるにとどまった。

【名 前】ジェンド・ラドウ
○母艦
【大きさ】首のない女性型の本体から翼が生え、その先端から多数のクローンラドウ艦が生えている構造。
     首から足まで約2km、片翼約5km
【攻撃力】恒星破壊×30
     恒星規模破壊艦であるクローンラドウ艦が片翼に15隻ずつ、ビーム砲として搭載されている。
     艦の片側を開いて撃つ最大のビーム砲を使っている描写があるのでので、1隻あたりの攻撃力が艦として運用しているときより低いということはな い。
     砲門は可動式になっている。
【防御力】バリアの防御力は恒星破壊×数十(描写・設定から推測)
     銀河連合軍のブゥアー突入部隊はネオバオンの特殊能力により伝承族の死体の水分から惑星サイズのレンズを作り、それによって艦隊のビームを収束 させる攻撃を使っていた。
     それにより、「完全に消滅させるのには恒星を破壊するエネルギーを一点に集中しなければならない」クローンラドウ艦が数隻同時に消滅しており、
     隙間の部分も考えるとビームの総エネルギー量は恒星破壊×数十程度はあると推測される。
     ブゥアー突入部隊はそのような攻撃手段を持ちながら、ジェンド・ラドウ母艦(頭脳体のジェンド・ラドウは不在)を中心とする壁を崩すことができ なかった。

     バリアは艦の表面から1km程度の範囲に張られている(描写)。
     艦の前面にある穴から、惑星破壊規模の攻撃力を持つネオスガラ、同程度の攻撃力を持ち狭い隙間に侵入できるネオソフティカに侵入され内側から破 壊された。
     ただし、リプミラ号に不意打ちを食らうまでは内部に侵入どころか接近する隙すらなかった。
【素早さ】超光速戦闘可能だが小回りが効かない。

○船体
【大きさ】全長約500m、全幅約500m(リプラドウ号の発展型でダード号と同サイズ)
【攻撃力】黒いビーム:リプラドウ号のものと同種の貫通力の高いビーム。
      恒星破壊艦であるクローンラドウ艦の砲撃を受けつづけても装甲にヒビが入ったりへこんだりする程度ダメージしか受けなかったダード号を一斉射 撃で粉々に粉砕した。
      装甲やバリアに優れる相手に使用した場合、恒星破壊規模の攻撃以上の効果を持つが、大きくて柔らかい相手に使用してもあまり効果がないと思わ れる。

     太いビーム:レンズ状のパーツから発射するビーム。
      評議会の伝承族を長距離射撃で一撃で撃破している。
【防御力】恒星破壊×3以上
     恒星破壊×3の威力を持つダード号の星の涙を食らいノーダメージだったどころか気合で砕いてしまった。
【素早さ】超光速戦闘可能で小回りも効く。
     瞬間移動も使える。

○頭脳体
【攻撃力】亜光速弾:石ころにデコピンして光速に限りなく近い速度まで加速して、擬似ブラックホールとする攻撃。連射可能。
     ビーム:二代目リプラドウ・グァイスの船体(ver1)を消滅させられるビームを放てる。
【防御力】惑星破壊レベル以上
     ダード号の全力ビーム攻撃を片手で防御した。
【素早さ】反応速度は亜光速弾を見切るダードと互角。
     瞬間移動も使える。
【特殊能力】ESPバリア:バリアの内外をまたぐ瞬間移動を不可能にする。
       超光速の宇宙船から宇宙船に瞬間移動できる超能力者エイブが瞬間移動によって脱出するのを妨げた。
       バリア内からバリア内、バリア外からバリア外の場合は問題なし。
       張れる範囲はリープタイプの宇宙船をまるごとすっぽり覆える程度なので、ジェンド・ラドウの船体を覆うくらいは可能と考えられる。
      未来予知:何が危険かくらいかは大まかにわかるらしいが、対処法までわかるわけではないようで、あまり役に立たない。

【戦法】小回りが効き貫通力の高い攻撃手段を持つ船体で相手の足を止め、あるいはバリア等を破壊し、母艦の圧倒的な火力で止めを刺す。

【名前】二代目リプラ ドウ・グァイス(ラ ドウ1101)
【大きさ】全長約300〜400m、全幅約300〜400m(リプラドウ号とまったく同じ形)
【攻撃力】黒いビーム:リプラドウ号のものと同種の貫通力の高いビーム。
     船体前部にある二門の砲口からはさらに強力だと思われる2重らせん状の黒いビームを発射できる。
     死角を突くなどということをしない正面きっての撃ち合いで、一撃でクローンラドウ艦を貫通し撃破した。
【防御力】恒星破壊級の攻撃に何発も耐えられる。一発目なら恒星破壊級×3の攻撃にも耐えられる。
     クローンラドウ艦体との正面きっての撃ち合いで、三隻の相手の主砲による砲撃の同時着弾をバリアで凌いだ。
     その後砲撃を続けられていくとどんどん疲弊していった。
【素早さ】超光速戦闘可能で小回りも効く。
【特殊能力】船体の一発成形:二代目ラドウを含めたクローンラドウの頭脳体は、船体を作るのに十分な物質があれば(海水でもビルの残骸でもなんでも可)数 秒で船体を作り上げることができる。
【長所】防御力の高さと攻撃の貫通力の高さ。
【短所】攻撃の破壊力がわかりにくい点。
【備考】ダードと行動を共にしたクローンラドウ。
    最終的に生き残った唯一のラドウで、本編の1000年後にあたる外伝でリプラドウ・グァイスとして扱われていたので便宜上二代目    リプラド ウ・グァイスとした。
    テンプレの船体はクローンラドウ艦隊と戦ったver2。
    ver1は白いリプラドウ号で性能はオリジナルと同程度と推測される。
    一機目はダードに破壊され、二機目はラドウの記憶が消された後はそのまま行方不明。
    外伝に登場したver3は12枚の天使の羽がついたリプラドウ号とは似ても似つかない白い船体。

【名前】ク ローンラドウ艦
【属性】伝承族遺伝子使用宇宙船
【大きさ・姿形】全高数百m、全幅約3km(ラグビーボールを二つくっつけたような形状)
【攻撃力】恒星規模破壊艦に分類されている。
    艦の片側を開いて撃つ最大のビーム砲の威力が恒星規模破壊だと考えられる。

    惑星をスライスする攻撃:惑星サイズの対象に輪をかけ、スライスして爆破してしまう。
    母体となったトゥルー・ラドウ号は、伝承族ニブーをサイコバリアーごと撃破し、太陽系での戦闘では木星サイズの艦2隻を連続で破壊した(*1)。

    *1:伝承族は惑星サイズだがサイコバリアーで防御しているので、伝承族を倒すのは惑星を破壊するより困難。
    リプミラは内部に招き入れられたときに直接ダメージを与えバリアーが弱まった好きに撃破したが、ラドウは力づくで破壊した。
    また、マップス世界にはバリアー伝導装甲があるので、大型で高出力の艦は防御力も高い。
    10巻で伝承族の本拠地を攻撃しにいった艦隊の旗艦は、艦の表面すれすれでリプミラ号・リプシアン号の全武装一斉発射のあおりを受けたが表面が融 けるにとどまった。
【防御力】完全消滅させるには恒星を完全消滅させるためのエネルギーを一点に集中しないといけない。
【素早さ】超光速戦闘可能
【特殊能力】船体の一発成形:クローンラドウの頭脳体(幼女型アンドロイド)は、船体を作るのに十分な物質があれば(海水でもビルの残骸でもなんでも可) 数秒で船体を作り上げることができる。
      ジェンド・ラドウとのリンク:数万隻の全艦がジェンド・ラドウの下で統一した意思で行動することができる。
【長所】攻撃力とスピードが高い。そのくせ数が多い。
【短所】ジェンド・ラドウとのリンクが断たれると総合戦力が著しく落ちる。
【戦法】距離を保ちながら弾幕を張って相手を殲滅。
    恒星規模破壊に耐える防御力を持った相手に対しては必要数だけ火線を集中させる。
【最大出撃数】8万隻前後(戦闘がある程度進んで少し落とされている段階で78625隻残っていた)

【名前】ダード・ライ・ラ グン(ver4)
【作品名・ジャンル】『マップス』(マンガ)
【属性】自己進化型宇宙船
【大きさ】全長約500m、全幅約500m
     (全長348m、全幅363mのリプミラ号を収納可能)
【攻撃力】主砲:口と両手から出るビーム状の攻撃。惑星砕くことができる。(作中の科学者の台詞)
      リプミラ号を含む幽霊船団よりパワーが強めなので、ver2の段階で全力射撃で惑星規模破壊は可能と思われる。(設定からの推測)
      ver3の段階で二代目リプラドウ・グァイスの船体と正面から撃ち合った時は、余波だけで惑星が破壊されそうになった。(作中の科学者の台 詞)
     スターティア:恒星規模破壊×3の威力。
      「完全に消滅させるのには恒星を破壊するエネルギーを一点に集中しなければならない」クローンラドウ艦を3隻まとめて完全に消滅させた。
      普通は口から一直線に発射して単体の目標を消滅させたり敵の集団に穴を空けたりするが、
      回転させてブーメランのように飛ばしたり(クローンラドウ艦を消滅させたとき)、
      ビームサーベルのように使ったりもできる(ダードはやったことはないが、やられたことはあるのでそういう使い方があるとは知っている)。
      連射は不可能。
【防御力】恒星規模破壊可能艦クローンラドウ艦の集中砲火を浴びつつ数分以上耐えた。少しづつ壊れているが、それでも前進しつづけた。
     (頭脳体の報告あり。この攻撃に何隻のクローンラドウ艦が参加していたかは不明)
     頭脳体が亜光速弾(擬似ブラックホール)をはじく描写がある。
     基本的に船体>頭脳体なので船体でも可能と推測されるし、それらしい描写も一応ある。
【素早さ】移動速度は恒星間宇宙船としてワープ可能。
     マップス世界の艦隊戦は戦闘速度が超光速だが、ダードはその中でもトップクラスのスピード。
     頭脳体の反応速度は、10m前後(最大でも100m程度)から発射された亜光速弾を初見で見破り、
     後ろにいた数人の人間をかばいつつ、弾くことができるレベル。
【特殊能力】力場の形成:ver2の時、直径数km〜数十kmはある中性子星を直径数m程度まで圧縮したり、強力な重力をキャンセルしたりしていた。(力 場を解いて重力が強くなる描写あり)
       また、この中性子星の重力を利用してビームを曲げたりもしていた。
       ver3になる前に中性子星は失ったが、その後も力場は健在で二代目リプラドウ・グァイスの船体のビームを曲げていた。
【長所】素早さ・戦術能力が異常に高いため、特殊攻撃の類はほとんど対応できそう。
    相手の弱点を的確に攻撃するため、能力的に上の相手に対する勝率が高い。
【短所】純粋な力対力の対決に持ち込まれたことがない(自分でも持ち込まない)ので、最大能力がわかりにくい。
    本気でブゥアーを倒そうとしたり、ジェンド・ラドウに1人で対抗しようとしたり、自分の能力を過信する傾向がある。
    長らく1人で戦っていたためか、味方がやられた or 人質になった場合の動揺が大きい。
【備考】リプミラ号のコピーから作られた兵器で、戦闘に特化したバージョンのリープタイプ。
    戦うことで、自らを進化させることが可能。
    ただのリプミラ号のコピーであるver1、10個の中性子星を自在に操るver2、中性子星を失った代わりに星の涙を装備したver3、
    ver3と同型・同性能でおそらく星の涙は持っていない量産型ダード号4万5千機と戦うことで全体的にパワーアップしたver4というように、
    相手の能力をコピーしたり基本性能を上げたりしてどんどんパワーアップしていった。
    (ver5は少年の姿をしたダード再生頭脳体が乗る新造艦)

    能力的に上の相手に対する勝率が高い。
    ・二代目リプラドウ・グァイスの船体と正面から撃ちあいながら、爆煙にまぎれてエナジー・フォール・ダウンでブリッジを攻撃。
     相手の動きを止めてスターティア(初期のスターティアは発射に時間がかかっていた。後にこの欠点は改良された模様で怒鳴り声と同時に発射されて いる)で攻撃。
    ・自分の同型機4万5千機を相手に戦い、全ての敵味方識別装置を破壊した。
    ・再生能力があるはずのジェンド・ラドウのコアにひびを入れ、しかもそれに気づかせなかった。このひびは再生もしていない。
     ただ、人質をかばったため、ひびを入れるのと同時に頭脳体が破壊された。
    ・「宇宙戦艦を丸ごと消し去るエネルギーがなければ破壊できない」と自称するクローンラドウを破壊するために、
     そのクローンラドウの船体からエネルギーを奪ってエナジー・フォール・ダウンを行い、破壊した。








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