【作品名】 カオスレギオン
【ジャンル】 ライトノベル
【先鋒】 透影獣
【次鋒】 黄牙獣
【中堅】 竜脚獣
【副将】 巨大銀脚獣
【大将】 ジーク・ヴァールハイト
【備考】大将が召喚するサナトスは中堅の二倍以上でかい。
【先鋒】
【名前】透影獣
【属性】巨大な蚤の様な姿の魔獣。
【大きさ】人間大。
【攻撃力】人間の首を深く切り裂いて殺す。
【防御力】大将の剣でも切れずに弾き返される身体。
【素早さ】獣並み。
【特殊能力】完全に不可視。ただし血などはあるので、傷を付ければ以降の場所は判ると思われる。
【長所】不可視。
【短所】数合わせ。他はテンプレ化が難しかったか弱いか。
【戦法】こっそり首掻っ切る。
【次鋒】
【名前】黄牙獣
【属性】合体魔獣
【大きさ】竜脚獣よりやや小さい程度だが、やはり数十mはある模様の獣。
【攻撃力】大きさ相応の獣並み。
真空波:丘を一つ消し飛ばす爆発を防ぐアロガンスがギリギリで防ぎきれずに
青い光の防護を突破され、全身を切り刻まれて倒れ伏す威力。
アロガンスの防御は反射系のバリアで、真空波の大部分を跳ね返したが
その際にいくつかの真空波が突破し、身体を刻まれた。
全方位に数十m程度の射程、速度はそれを即時に飛ぶくらい。
動作は、腕を上に伸ばしてから地面に叩きつける。
【防御力】角で、岩や鋼を打ち砕く銃弾を弾く甲殻を持つ相手の甲殻を貫き通した
剛魔や中世の完全装備の兵隊を投げ殺し、乗っている馬ごと兵を投げる
厳魔に十重二十重に取り巻かれている状態でいっせいに攻撃されても
平気。
自身の真空波を反射されて、全身を切り刻まれても戦闘可能。
【素早さ】大きさ相応の猛獣並み。身体の大きさから見ても信じ難い高度までジャンプできる。
【特殊能力】なし
【長所】頑丈。真空波も強い。
【短所】頭が弱点。強度的な差はないが、攻撃を受けると苦痛で怯む。
ただし、受け続けると苦し紛れに大暴れする。
【戦法】 真空波。相手が飛行するそぶりを見せた場合、できる限りジャンプして叩き落す。
【中堅】
【名前】竜脚獣
【属性】攻城用の魔獣
【大きさ】馬の下半身に左腕から剣を生やした人の上半身を合わせた形。
描写からすると数十m。
【攻撃力】鉄の強度を数倍に高めた巨大な城門(竜脚獣よりでかい)を
一撃で裏から見ても分かる位にへこませ、二撃目で鋲を弾き飛ばし、
三撃目で剣先が門を貫通して閂を粉砕するパワー。
石造りの建物くらいなら剣で容易く破壊できる。
【防御力】人間の放った矢や、酸を浴びせかけられた程度ではダメージにならない。
上半身には鎧を着ている。
【素早さ】移動速度は大きさ相応の馬並みか。反応は大きさ相応の戦士並み。
【特殊能力】なし
【長所】でっかくてパワーもある。
【短所】サナトスのかませにされた。 格では上だろうに扱いが酷い。
【副将】
【名前】巨大銀脚獣
【属性】生きた増幅機
【大きさ】数十メートル以上は軽くあるであろう巨大蜘蛛。
【攻撃力】自分より遙かに大きな塔を押し倒して倒壊させる。
足も腕も馬の胴ほどあるヘイトレッドの集団を、脚でまとめて貫き倒す。
大きさ相応の銀脚獣並か?
【防御力】一斉射撃で街の一角を消し飛ばすネルヴの集団に、何発もの砲撃を
食らっても戦闘可能。それでも食らい続ければ前脚が吹き飛び、背が砕ける。
顔面にも一発食らったが戦闘は可能。首を斬り飛ばされたら死んだ。
【素早さ】遠目から移動するのを見ても、一瞬シルエットが走ったように見えるだけ。
その巨体からは信じられない程の敏捷さとある。
軌道が自由に変わる矢を放たれてもあっさりと飛んで回避し、
恐ろしく軽やかに地面に着地。
【特殊能力】
一度体が光るとその光が銀脚獣の群(数十は軽くあるか)となる。
召喚上限無し、発動即時。
【長所】数とデカさ。目を矢で貫通された程度では死なない。
【短所】攻撃力は低め。飛べない。八つある複眼は柔らかい。
【戦法】銀脚獣召喚しまくりつつ戦闘。
【備考】
ジークが大地を介して兵を呼ぶことを見て取ると、
地下水脈に連なる壁を決壊させて、兵を無力化させることを布石に
逃走経路に伏兵を置いたり、地下から銀脚獣に地盤を切り崩させて
崩落させ、兵を召喚する媒介を奪うなど、高度な指揮能力と策を持つ。
【名前】銀脚獣
【属性】魔獣
【大きさ】脚が刃になっている、馬より巨大な蜘蛛。
【攻撃力】剣も矢も軽く弾く「鎧いらずの聖衣」をあっさり引き裂く。
【防御力】体は鋼以上。巨大な一つ目があり、そこは柔らかい。
【素早さ】大きさ相応の蜘蛛並。
【特殊能力】ない。
【長所】数の優位。
【短所】雑魚扱い。
【戦法】巨大銀脚獣の指揮に従って臨機応変に。
【大将】
【名前】ジーク・ヴァールハイト
【属性】たった一人の軍団、人間
【大きさ】人間並
【攻撃力】剣の一撃を受け止めた相手がそのまま突き飛ばされて壁と剣に挟まれ、肋骨を粉砕して気絶。
同等以上の相手と斬り合い、剣の打ち合った音とその時に散った火花が消える前に三合打ち合った。
ヘイトレッド以上の腕力の相手を右腕一本で抑え込める。
【防御力】オウディウムが木っ端微塵になって消滅する黒い稲妻を幾度も受けても戦闘可能。
ヘイトレッドの腕や頭を軽く握り潰す相手でも、腕を握り潰せなかった。
【素早さ】一瞬で剣を抜ける。剣の一撃は達人にも刃の光しか見えない速度。
オウディウムが避けきれない黒い稲妻を、後ろから奇襲気味に放たれても回避した。
同等以上の相手と斬り合い、剣の打ち合った音とその時に散った火花が消える前に
三合打ち合い、その相手の一撃を飛び退り回避も可能。
普通の弓矢が比較にならない速度の矢を、十歩離れた距離から二本打ち払ったり、
何十もの小さく、遅めの矢を隠れ蓑にして射られた矢なども自分に当たる分は全て見極め、
隠れ蓑にして射られた矢も切り払った。
十歩離れた距離までなら、一瞬で接近して攻撃したり、その距離にいる相手の
眼前に矢が来た時点で跳躍して矢を切り払える。
普通の弓矢が比較にならない速度の矢が全方位から、雨のような数で正確に
自分を狙ってくるのを避け、篭手で弾き、剣で切り払いながら走れる。
【特殊能力】招く者の力で多数の魔兵を召喚する。召喚時の詠唱や最大数は魔兵のテンプレに。
魔兵は相手の殺意や敵意、瘴気を感知して襲いかかるため、純粋な機械には
無力とまではいかなくてもジークの指示が必要になると思われる。
サナトス以外は基本的にいくらでも追加できる。連続で召喚しまくれば、
近くの二、三国からかき集められ、二万の民を虐殺できる数の兵隊達を、
数で押して打ち破れる。かなり疲労するが、数時間くらいなら。
【長所】召喚できるのなら数は多い
【短所】召喚が遅いかも
【戦法】右手の剣を投げつけて時間を稼ぎながら、まずダゴンやファーガス、アロガンスを召喚し
戦闘。時間を稼がせながら「総力をあげよ」の詠唱を行う。
【備考】召喚時に地面に叩き付けた左手から稲妻が走り、数体程度の馬より大きな蜘蛛を弾き飛ばす。
水に地面が覆われたりすると魔兵達の長時間維持が出来なくなり、新たな召喚も出来なくなる。
「ジーク・ヴァールハイトが招く!地刻星の連なりの下、総力をあげよ!」でサナトス以外の
魔兵の一斉召喚(少なくとも八種×数十+ギルト16体で数百はある)が可能。
【名前】凄魔ギルト
【属性】魔兵
【大きさ】両手に剣を持った、人間の形をしたトカゲ
【攻撃力】中世の鎧ごと人間を真っ二つに出来る。鋼のような硬さの氷も切り裂ける。
【防御力】恐らく金属(鋼)並
【素早さ】一般兵がギルトを見てから、認識して恐慌する前に切り殺せる。
走る速さは馬以上。剣速はジーク以上。
【特殊能力】見ると一般兵なら恐慌状態に陥る姿。目も鼻もない。
【備考】
詠唱「ジーク・ヴァールハイトが解き放つ!水刻星の連なりの下、凄魔ギルトとなりて我が敵に見せしめよ!」
または詠唱「ジーク・ヴァールハイトが解き放つ!」のみ。
ジークの剣の鞘であるシャベルが飛散し、ギルトとなるので恐らく金属並の防御力。
同時に16体までしか召喚できない。
【名前】甲魔アロガンス
【属性】魔兵
【大きさ】全身を甲羅に覆われ、甲冑を着た人間大のクラゲのよう。
肩から腕の代わりに左右二つずつ巨大な爪が垂れている。
【攻撃力】大きさ相応の獣並?防御陣用魔兵なので攻撃はしていない。
【防御力】甲羅がついた獣並?こいつ自体は攻撃されていない。
【素早さ】かなり訓練された兵隊程度。
「信じがたい速度」の槍に反応して青い輝きを張れる。
【特殊能力】青い輝き:アロガンスが爪を開き、青い輝きの防壁を張ることで
相手の攻撃を受け止め、また青い輝きが受け止めた攻撃と全く同じ形と化して
反撃する。
弓矢を軽く弾く防御力の法衣を切り裂く攻撃や、ダゴンや
ヘイトレッドを切り裂き、魔兵の群を吹き飛ばす風の攻撃や小さな丘が丸ごと
吹き飛ぶ爆発をアロガンス一体で受け止めた。ただし、丘が吹き飛ぶ爆発の方は、
防いだ後でアロガンスが半ば消し炭となって崩壊したため、反撃は出来なかった。
十数体が集まって、ジークを中心に全方位へと張ることも出来る。
【備考】
詠唱「無念の魂よ!天刻星の連なりの下、甲魔アロガンスとなりて我が身を護れ!」
同時召喚数は、確認されているのでは十数体。こいつもある描写では詠唱無し。
不可視の相手に攻めさせ、青い輝きの反撃で場所を確認してから包囲し、全員で
接近して押し潰すという戦法を使う知能もある。
【名前】剛魔ダゴン
【属性】魔兵
【大きさ】一般女性の二倍ほど
【攻撃力】石造りと思われる街の建物を突き崩しながら行進できる。
胸から角が生え、馬よりデカい、身体が並の槍では貫けない蜘蛛を突き殺せる。
角で、岩や鋼を打ち砕く銃弾を弾く甲殻を持つ相手の甲殻を貫き通した。
【防御力】鉄の塊並
【素早さ】大きさ相応の兵隊程度
【特殊能力】無し
【戦法】基本的に突撃戦法
【備考】
詠唱「非業の魂よ!土刻星の連なりの下、剛魔ダゴンとなりて我が敵の前に立て!」
同時召喚数は数百から数千。見渡す限りを埋め尽くす。
ある描写では詠唱無しで召喚しているので、詠唱が無くても召喚できるはず。
無詠唱時は数十程度だった。
【名前】巌魔ヘイトレッド
【属性】魔兵
【大きさ】手足が馬の胴ほどの太さがある巨人
【攻撃力】中世の完全装備の兵隊を投げ殺せる。
投げられると兵隊は玩具のように宙を舞い、「空から降ってくる」と感じられる。
乗っている馬ごと投げることも出来る。
【防御力】槍で刺されても平然としている。
【素早さ】大きさ相応の兵隊程度
【特殊能力】無し
【備考】
詠唱「悲憤の魂よ!地刻星の連なりの下、巌魔ヘイトレッドとなりて我が敵を払え!」
どこからともなく続々と現れる。
ある描写では詠唱無しで手を叩き付けるだけで召喚しているので、詠唱が無くても召喚できるはず。
【名前】迅魔オウディウム
【属性】魔兵
【大きさ】一般男性の腰まで。細身に長い手足。
【攻撃力】三本の爪で人間の急所を切り裂いて殺す
【防御力】大きさ相応の人間程度。胸に槍を刺されても平気
【素早さ】すれ違いざま切られた一般兵には疾風が通り過ぎたとしか感じられないくらいの速さで走る。
中世の城の二階までジャンプする。一般兵が相手にならないくらい。
【特殊能力】無し
【備考】
詠唱「海刻星の連なりの下、迅魔オウディウムとなりて我が敵に走れ!」
幾十もの影が、次から次へと現れるため同時召喚数十体か。
【名前】尖魔マリス
【属性】魔兵
【大きさ】青い甲羅を持つエビのような貧相な体。大きさは人間並
【攻撃力】腹に巨大なボウガンがあり、拳大の尖った鉄片を撃ち放つ
【防御力】人間よりは低いだろう
【素早さ】連続斉射は人間が弓を構える速度を遙かに上回る。訓練された兵隊程度か。
【特殊能力】無し
【備考】
詠唱「木刻星の連なりの下、尖魔マリスとなりて我が敵を射れ!」
横隊になって出現するので十数体ほどか。
【名前】哭魔ブラスフェミー
【属性】魔兵
【大きさ】人間よりは小さな赤い球体に手足が生えた。
【攻撃力】人間以下、一般兵なら相手にならない
【防御力】人間以下、馬大の蜘蛛にあっさり倒される
【素早さ】ピョンピョン跳ねるが、馬大の蜘蛛に捕獲されまくる
【特殊能力】十数体程度で自爆して馬大で百体ほどいる、並の槍では倒せない蜘蛛を木っ端微塵にした。
【備考】
詠唱「冥刻星の連なりの下、哭魔ブラスフェミーとなりて、我が敵に雪崩れ込め!」
十数体召喚される。
【名前】麗魔ファーガス
【属性】魔兵
【大きさ】一般女性並
【攻撃力】頭と手足が刃の束で、それを四方に飛ばして巨大な鳥(2m前後?)を落とせる。
【防御力】頭と手足は金属並。他は女性並。
【素早さ】訓練された兵隊並。飛行可能
【特殊能力】なし
【備考】
地面に手を叩き付けるだけ。こいつは詠唱が確認されていない。
同時召喚数は推定数十。
【名前】砲魔ネルヴ
【属性】魔兵
【大きさ】右腕が巨大な砲身になった人間並
【攻撃力】馬二頭の胴体を両断する触手を砲撃で吹き飛ばし、石造りの建物が集中放火で
木っ端微塵になり、街の一角が消し飛んだ。射程は中世の大砲並と思われる。
砲弾は堕気の塊で出来ている。
【防御力】訓練された兵隊程度
【素早さ】訓練された兵隊程度
【特殊能力】無し
【備考】
詠唱「無念の魂よ、火刻星の連なりの下、砲魔ネルヴとなりて我が敵を撃て!」
同時召喚数は数十と思われる。
【名前】神魔サナトス
【属性】魔兵
【大きさ】中世の城の城壁の二倍くらいの巨人
【攻撃力】組んだ拳を地面に叩き付けると、地中から紅蓮の稲妻が出現して数百〜数千くらいの軍を
一撃で滅ぼした。霊体にも効果あり。
自分より少し小さめと思われる、英霊たちの化身である黒い稲妻の蛇を掴んで引きちぎった。
【防御力】鉄の城門を砕き割る剣の一撃を掴んで止め、他の魔兵が消滅する黒い稲妻でも微動だにしない。
【素早さ】大きさ相応の鍛えた兵隊並と思われる
【特殊能力】紅蓮の稲妻を噴き出しながら自爆可能。ただし威力不明
【備考】
詠唱「ジーク・ヴァールハイトが招く!神魔サナトスよ!九刻星の連なりの下、我が敵を鏖せ!」
召喚して維持できるのは一体まで。
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