【作品名】 クトゥルー神話大系
【ジャンル】 小説(作者:新熊昇)
【先鋒】 ハジム
【次鋒】 クトゥルー
【中堅】 ナイアーラトテップ
【副将】 アザトース
【大将】 アラー
【先鋒】
【名前】ハジム
【属性】織物師
【大きさ】常人の倍くらいの二本足の竜
【攻撃力】念力で常人よりは頑丈な身体を持つと思われる魔道士を腸詰めのように縊れさせられる。
喋ると口から溶岩が出て正面にいる魔物をハジム自身から見た地平線まで見渡す限り消滅させる。
叫ぶと蛆そっくりの黒い虫が吐き出され、これに触れた者は縮んで消滅する。速度は普通の虫並み。
口から地獄の炎を吐き、クトゥルーに深い傷を負わせて恐慌状態にさせられる。射程は不明。至近距離にしか届かないと扱うのが妥当かと。
【防御力】都市を消滅させる「完璧なる炎」の中でも無傷。クトゥルーの体内に長くいても死なない。
魔布を纏っている。
身体の大部分を吸収されても鎧の中に入る程度の部分が残れば活動可能。
火炎輪:これがあれば太陽の中でも歩ける。鉄の鎧の形になっている。
【素早さ】クトゥルーの触手を回避して死角に回り込める。
飛行と次元移動が可能。
【特殊能力】思念によって会話できる。
魔布とアヴェスタを所持
魔布:所持しているだけで、都市を瞬時に消滅させる炎に数秒耐える障壁3枚を瞬き一つ
かからずに消滅させる炎でも平気になる。
所持していれば飢えや渇きを感じない。
敵が攻撃しようとすると白い霊気を八方に放射し、その霊気に触れた者は塵になっ
て消え去る。
纏っていれば魔道士の霊視を防げる。
余熱だけで世界を焦がして廃墟にする炎球を数発受けて、ボロボロになってハジム
も負傷するがどうにか耐える。
ボロボロになっても一振りすると元に戻る。
魔布自身の色を変える以外ならどんな事でも出来る。
アヴェスタ:周囲にいるものの思念を読み、嘘を見破る事ができる。
これがあればどの次元どの世界どの時代に作られた迷宮よりも広大無辺な迷
宮であるクトゥルーの体内でも迷わずに中枢部分に行ける。
【備考】魔布を失うと人間に戻り、溶岩・黒い虫・地獄の炎が使えなくなり、空も飛べなくなる。
【次鋒】
【名前】クトゥルー
【属性】邪神
【大きさ】約数百km以上の蛸に似たような姿
体内に無数の世界を内包している
【攻撃力】大きさ相応
突進する際に巻き起こる突風だけで巨大な都市が灰燼に帰す。
胴体から鞭のように細い複眼のついた触手を瞬時に数億本生やして攻撃できる。触手の伸び
る速度は光速の数倍以上で、いくつもの次元を飛び越えて逃げる敵を追いかけて攻撃可能。
先鋒のハジムをバラバラに引き千切れるパワーがあり、巻き付けて魔物の養分を吸いだして
吸収することもできる。体内にも生やす事ができ、体内からの攻撃に自動的に反撃する。
【防御力】大きさ相応。触手は余熱だけで世界を廃墟にする以上の炎でも切れない。
不老。宇宙の始まりから存在している。
【素早さ】大きさ相応
多元宇宙のどこにでも瞬時に移動可能。自分の体内にある世界に現れる事もできるらしい。
【特殊能力】吸収した生物やその持ち物の能力を併合できる。また、その身体を瘡蓋状の鎧にできる。
クトゥルーの本体を見た者は魔物でも力が弱ければ全身の体液が凍り付いて石になる。
体内に居る者は最強の甲殻生物ですら一瞬に溶けて消滅する。魔布を持つハジムですら多
少の苦しさを感じる。
【長所】大きさ
【短所】本質的には臆病
【備考】瘡蓋の鎧は防御力不明なので、宇宙を作った頃の本体がむき出しの状態で参戦
【中堅】
【名前】ナイアーラトテップ
【属性】邪神。暗黒の思念の固まり
【大きさ】宇宙と同じ大きさ
【攻撃力】一万を超えるの触手を持ち、それを使って一万の敵に同時に攻撃できる。
触手は長短まちまち。
スフィンクスの頭部の大きさの時にナイル川の両岸にいる兵士を一度に捕らえているので、長い触手は本体の直径よりもかなり長いだろう。
地中から地上にいる人間を把握して正確に攻撃できる。
スフィンクスの頭部より少し大きい程度の時でも全ての触手を一斉に叩き付ける事でアレク
サンドリアの宮殿と多くの人間や魔物を砂一粒残さず消滅させたので大きさ相応よりは上。
【防御力】スフィンクスの頭部程度の大きさの時でも象を殺す投石器を雨霰と喰らっても無傷だったの
で大きさ相応より上。
魂を惑わす燐粉、火山を凍らせる冷気、蠍の数千倍の猛毒、怨念を粉砕する魔法、炎、雷が
全く効かなかった。
不老。少なくとも宇宙が始まった頃から存在している。
【素早さ】反応は鍛えた人以上。
移動速度はスフィンクスの頭部程度の大きさの時に人が歩く程度の速さだったので大きさ相
応よりはかなり遅い
【特殊能力】姿を見た人間は半数が精神に異常をきたす。
魔法の攻撃を受けるとその妖力を吸収してより大きく素早くなる。
【長所】次鋒ほどじゃないがでかい
【短所】思念の固まりの癖に物理無効じゃないっぽい
【備考】ノーデンスに縮められる前の状態で参戦
【副将】
【名前】アザトース
【属性】邪神の王。無知無能の神
【大きさ】なめくじの百倍〜千倍
【攻撃力】震えるだけで地中海全体をゆるがせ、側にいた霊体の魔道士に少なくない衝撃を与えた。
【防御力】全能者であるアラーですら倒す事が出来ず、やっと迷宮に誘い込んで幽閉した。
不老。少なくとも宇宙が始まった頃から存在している。
四十数億年間幽閉されていても飢え死にせず、もう四十数億年幽閉されても平気らしい。
【素早さ】遅い。具体的には一時間に身体の耳掻き一杯ほどの部分がちょっと動くくらい。
【特殊能力】意識しなくても現れるだけで多元宇宙の全ての呪文の効力を消滅させる。
【長所】他の邪神とは別格の強大無比
【短所】盲目にして知性なし
【備考】知性はないが迷宮を脱出しようとしているので意志はあるようだ。
【大将】
【名前】アラー
【属性】全能の神。アザトースの半身ノーデンスやアッシリアの神アヌと同一の存在
【大きさ】竜巻くらい
【攻撃力】不明
【防御力】光の竜巻なので物理攻撃は無効と思われる。
不老。少なくとも四十数億年前から存在している。
【素早さ】竜巻並。飛行可能
【特殊能力】多元宇宙全能
死の呪文:この呪文を聞いたり読んだ者は死亡する。人外にも有効。クトゥルーやナイア
ーラトテップを含む邪神達ですら化石や木乃伊と化して永劫の眠りに就いた。
死の呪文書:死の呪文が書かれた呪文書。相手の思念と共鳴し、その母国語の文字に変わ
る。これを見た者は動けなくなって意志に関係なく呪文を読んでしまい、即
死する。知性と視覚(思念による視覚も含む)を持っていればどんな相手にも
有効だが相手が文盲だと効果なし。また、飲み込むと呪文書の魂と一体化し
て肉体が消滅しても魂だけで存在できるようになる。
【長所】全能
【短所】具体的な描写が少な過ぎる
【備考】ノーデンスが本名っぽいが登場頻度の高いアラーの名前で参戦
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