【作品名】 真・運命のタロット

【ジャンル】 ライトノベル

【先鋒】 《悪魔》
【次鋒】 《死神》
【中堅】 《力》
【副将】 《女帝》
【大将】 《世界》






【先鋒】
【名前】《悪魔》
【大きさ】外見年齢10代前半でエナメル素材のボンテージルックの少女並み
【説明】時間跳躍不可であり、象徴の力が《剥離》である他は《力》《女帝》とほぼ同じ。
 無時間行動も可能。
       《剥離》
 思念を物質(肉体)から引き剥がし、一時的に確保する。
 取り出した思念はソウル・キャンディとして保存でき、《悪魔》は何本かのストックを常備している。
 また、思念を取り出したあとの肉体へ別の思念を入れ込むことも可能。
 なおソウル・キャンディにせずに放置しておいた場合、思念は霧散し消滅する。
 精霊並みの霊格を持つ協力者であっても剥離されたまま放置されればいずれ消滅する。
【長所】かわいい。
【短所】実は男。

【名前】《恋人たち》
【大きさ】男性 12、3才 赤と緑に分かれた服
【説明】時間跳躍不可であり、象徴の力が《幻像》である他は《力》《女帝》とほぼ同じ。
 無時間行動も可能。
       《幻像》
 特定の対象へ幻を見せたり、一時的に幻を作り出す。
 幻は、《恋人たち》の想像したものだけでなく、対象となる思念が思い描いたものも作り出せる。
 高度なものになると、集団催眠に近い「現実」を見せることもできる。
【長所】昔はいい奴だった。
【短所】不幸。
【備考】《悪魔》の協力者。相互に力を与える存在。



【次鋒】
【名前】《死神》
【大きさ】外見年齢20才前後。長い銀髪で女と見紛う美貌。
 ピンクの骸骨の鎧を着込み、薔薇印の旗を掲げた白馬に乗る。
【説明】象徴の力が《分岐》である他は《力》《女帝》とほぼ同じ。
       《分岐》
 本来の時の流れ(幹)とは別に仮象の時間軸(枝)を作成する。
 枝はフェーデ(作中における精霊同士の約定に基づいた決闘)の場として使用されるが、
 あくまで仮のもので、500時間も経つと自然に崩壊する。
 すると枝の物質や思念は時間軸の外側へ一気に放出され、幹にも悪影響を及ぼす。

 得物は鎌。
【長所】最強クラスの精霊。
【短所】死に方が自害。

【名前】《隠者》
【大きさ】ターバン風に巻いた長髪に黒いマントのアラブ系の青年並み
【説明】時間跳躍不可であり、象徴の力が《変移》である他は《力》《女帝》とほぼ同じ。
 無時間行動も可能。
       《変移》
 特定空間における時間の速度を早める。
 時間停止中、ゼロ時間で膨大な時間を経過させ敵
 (協力者の人間。ほぼ精霊並みの精神を持ち精神のみゼロ時間行動可能)を発狂させた。
【長所】変移が強い。
【短所】口癖が「なんですとっ!」
 ウナギ野郎。
【備考】《死神》の協力者。相互に力を与える存在。


【中堅】
【名前】《力》
【属性】タロットの精霊
【大きさ】鞭と獅子の頭を持った成人女性並み
【攻撃力】格から考えると精神・物理双方で核攻撃以上の攻撃力があるはずだが描写なし。
 精霊にとって人間の精神など人間にとっての虫以下の強度しかない。
 普通に人間の精神をつかんだり得物の鞭で破壊できると思われる。
【防御力】精神体であり物理攻撃は完全無効。
 精神攻撃は物理換算で核をはるかに上回る規模の《崩壊》に無傷で耐える。
 ブラックホールでも精神属性がなければ効かない。
 象徴の力は物理的なものも精霊に対して効果があるが、
 精霊に対して使用が確認された全てに精神属性が存在している。
【素早さ】通常の時間軸を時の縦糸、向きを時間の矢とするなら、
 精神には時の横糸と呼ばれる時間軸が存在する。
 時の横糸で瞬間的に時間が進むのと交互に時の縦糸で瞬間的に時間が進むのが
 人間などの肉体を持つ生き物にとっての時間経過である。
 しかし精霊のような思念のみで構成された存在は異なる。
 普段は時の縦糸の中を時間の矢に沿って活動しているが、
 必要とあれば時の横糸のみに沿って行動することが出来る。
 客観的に見ればそれは時間が止まった中で行動しているように見える。

 また霊格の高い精霊は時間の連続性を無視して任意で時間跳躍を行うことができる。
 《力》《審判》ともそれを自在に行える。

 飛行可能であり、宇宙でも活動できる。
 速度は時の縦糸の中で、数十秒で大気圏離脱可能な速度。
 《力》は《加速》を使えるため、亜光速の動きも可能と思われる。
【特殊能力】《射出》
 物質に縛られない精神を、時間軸を超えてほかの地点に送り込む。
 《力》の任意により移動先の時間・場所は自由に設定できる。
 精神のみで活動できない存在に使用した場合、
 自己を維持できなくなり時間軸の外側に弾き出され消滅するものと思われる。
 (別の象徴の力で実例あり)
    《加速》
 対象を無限に加速させる。速度と共に相対質量を増す物質の性質を利用し、自壊させる。
 精神体にも有効。
 物理的な射撃攻撃に用いることもでき、その場合の威力は核をはるかに上回るものと思われる。

 精霊は精霊かその協力者と呼ばれる人間のような高い霊格(物理法則を逸脱した度合い)を持つもの、
 もしくは協力者の遺体を用いて製造したキルリアン検知器を用いない限り観測不能。
 物質の属性を持つこともできるがその場合も物理は無効。
 また任意で常人に知覚できるようにできる。
 実体化と知覚可能化は同時でなくともよい。

 実体がないため物質を透過できる。
【長所】強い。
【短所】描写があまりない。
【備考】象徴の力とはタロットの精霊の、タロットカードを象徴する能力のことを指す。
《加速》《射出》《言霊》は象徴の力である。


【名前】《審判》
【大きさ】黒人男性並み
【説明】《加速》《射出》がなく《言霊》がある他は《力》とほぼ同じ。
      《言霊》
 言葉によって命じた行動を相手に強制することができる。
 精神のある存在にしか通用しない。
【長所】やはり強い。
【短所】トランペットをよく吹くが超絶的に下手。
【備考】ルール上召喚者扱い。実際は全然違うが。



【副将】
【名前】《女帝》
【属性】タロットの精霊
【大きさ】17歳の翼を持った少女並み
【攻撃力】格から考えると精神・物理双方で核攻撃以上の攻撃力があるはずだが描写なし。
 精霊にとって人間の精神など人間にとっての虫以下の強度しかない。
 普通に人間の精神をつかむことができ、また破壊できると思われる。
【防御力】精神体であり物理攻撃は完全無効。
 精神攻撃は物理換算で核をはるかに上回る規模に無傷で耐える。
 ブラックホールでも精神属性がなければ効かないと明言されている。
【素早さ】通常の時間軸を時の縦糸、向きを時間の矢とするなら、
 精神には時の横糸と呼ばれる時間軸が存在する。
 時の横糸で瞬間的に時間が進むのと交互に時の縦糸で瞬間的に時間が進むのが
 人間などの肉体を持つ生き物にとっての時間経過である。
 しかし精霊のような思念のみで構成された存在は異なる。
 普段は時の縦糸の中を時間の矢に沿って活動しているが、
 必要とあれば時の横糸のみに沿って行動することが出来る。
 客観的に見ればそれは時間が止まった中で行動しているように見える。

 また霊格の高い精霊は時間の連続性を無視して任意で時間跳躍を行うことができる。
 《女帝》《皇帝》ともそれを自在に行える。

 飛行可能であり、宇宙でも活動できる。
 速度は時の縦糸の中で、数十秒で大気圏離脱可能な速度。
【特殊能力】《再生》
 アカシック・レコードから読み取った情報で、物質を再構成または置換する。
 精神のあるものにも使用可能。精神は再生できない。
 一度の効果範囲は最大でユーラシア大陸全土。

 精霊は精霊かその協力者と呼ばれる人間のような高い霊格(物理法則を逸脱した度合い)を持つもの、
 もしくは協力者の遺体を用いて製造したキルリアン警報機を用いない限り観測不能。
 物質の属性を持つこともできるがその場合も物理は無効。
 また任意で常人に知覚できるようにできる。
 実体化と知覚可能化は同時でなくともよい。

 実体がないため物質を透過できる。
【長所】やったことの範囲なら作中屈指。
【短所】描写があまりない。
【備考】象徴の力とはタロットの精霊の、タロットカードを象徴する能力のことを指す。
 《再生》は象徴の力である。
 アカシック・レコードとは宇宙の始まりから終わりまでを記録しているという存在。
【戦法】相手が物質なら《再生》で置換する。
 《皇帝》がそばにいれば何度でも行える。

【名前】《皇帝》
【大きさ】マントと黒い甲冑をまとった成人男性並み
【説明】《再生》がない他は《女帝》とほぼ同じ。
 象徴の力は不明。
【長所】やはり強い。
【短所】傲岸不遜。
【備考】《女帝》の協力者。相互に力を与え合う存在。
 ルール上は召喚者扱い。
 なお《女帝》の旦那。超バカップル。





【大将】
【名前】《世界》
【属性】精霊
【大きさ】不明 物理的には教会くらいか?
【攻撃力】
 4体の端末を使って数キロの範囲の時間軸に穴を開け、
 範囲内のものを無差別に吸い込み対象を時間軸の外に放り出すことができる。
 時間軸の外側に放り出されれば、
 『時間移動能力を備えた上で精神のみで存続できる、もしくは精神バリアを展開できるもの』
 でなければ即時消滅する。

 精神に対する直接攻撃力も相当あるものと思われる。
 接触により物理換算で核攻撃以上の威力の精神攻撃に耐えられる精神体を食うことができる。
【防御力】
 常に時間軸の外に存在する為、攻撃は時間軸を超越するもの以外完全無効。
 時間軸の中に現れることも出来るが精神体のため物理無効。宇宙消滅にも影響を受けなかった。
 なお運命のタロット世界の精神攻撃は厳密には全て時間軸超越である。
 精神攻撃も宇宙破壊規模でなければ通用しない。
 無限大の精神エネルギーが渦巻く、
 物理法則の存在しない時間軸の外側に居てもなんら影響を受けない。
そもそも命がない。

【素早さ】
 通常の時間軸を時の縦糸、向きを時間の矢とするなら、
 精神には時の横糸と呼ばれる時間軸が存在する。
 時の横糸で瞬間的に時間が進むのと交互に時の縦糸で瞬間的に時間が進むのが
 人間などの肉体を持つ生き物にとっての時間経過である。
 しかし精霊のような思念のみで構成された存在は異なる。
 普段は時の縦糸の中を時間の矢に沿って活動しているが、
 必要とあれば時の横糸のみに沿って行動することが出来る。
 客観的に見ればそれは時間が止まった中で行動しているように見える。

 また、時間軸の外側に身を置いているため時間の流れの影響を受けず、
 空間と同じように時間の中を自在に移動し、行動できる。
 その自由度は他のタロットの精霊の比ではなく、時間の流れを無視できるといっていいだろう。
【特殊能力】
 精神体を食べる。
 宇宙に存在する全ての精神エネルギーを使えると言われている。
 不安定なパラレルワールドを固定化し、安定させる事ができる。
 分岐により生じた異世界へ移動可能。

 精霊は精霊かその協力者と呼ばれる人間のような高い霊格(物理法則を逸脱した度合い)を持つもの、
 もしくは協力者の遺体を用いて製造したキルリアン警報機を用いない限り観測不能。
 また、その上で、時間軸の外側に居るため時間軸を超越した知覚を持たねば認識できない。

 実体がないため物質を透過できる。

【長所】
 三次元で生じる全ての物理現象の影響を受けない。
 時間移動ができる。
【短所】
 知性が無い。
【備考】
・《世界》が誕生した結果宇宙が消滅する。
・100億分の1秒で宇宙全てを消滅させる。
・素粒子の崩壊を引き金として宇宙空間そのものを消滅させる。
・宇宙の消滅は誕生時限定で、その後は物理世界に出現しても宇宙は消滅しない。
・時間軸の外は物質が存在できず、かなり強力な精神バリアで何とか存在を維持できる。
 厳密には空間もない。




































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