【作品名】 スカイラーク・シリーズ

【ジャンル】SF小説
【先鋒】1
【次鋒】2
【中堅】3
【副将】DQ号
【大将】ヴァレロンのスカイラーク


【簡易版】
【先鋒〜中堅】
大きさ…百光年前後。
攻撃……惑星サイズを1兆分の1秒未満で非物質化。
    最低でも惑星破壊級の不思議ビーム。
防御……物理・エネルギー攻撃完全無効。
素早さ…移動:数兆パーセク(10兆光年前後)を一瞬で移動。
    反応:1兆分の1秒未満で思考可能、思考速度相応で戦闘可能。
特殊……不可視、精神攻撃耐性。

【副将、大将】
大きさ…直径1万km
攻撃……惑星破壊よりはるかに強い不思議ビーム、射程数百万後年。
    惑星破壊爆弾、射程無限。
    銀河破壊、射程無限、所要時間数十分。
防御……空間経由攻撃(物理、エネルギー両方)、亜空間経由攻撃、不思議攻撃完全無効。
素早さ…移動:最終到達速度は無限、加速度は百万分の1で光速の5倍に達する奴より速い。
       距離無限の瞬間移動可能。
    反応:1兆分の1秒未満で思考可能、思考速度相応で戦闘可能。
特殊……惑星サイズの時間停止。
    亜空間移動できる奴でも逃げられない封印手段有り。
    精神攻撃耐性。


先鋒〜中堅
【属性】純粋知性生命体
【大きさ】決まった形や大きさを持たない
     最大時は百光年前後(こいつら7体捕まえるのに直径数百光年の力帯域が必要だった)
     最小時は完全なゼロ(三次元的な大きさを持たない)までいける.
補足:最大時の大きさで参戦。
【攻撃力】物質化・非物質化:
       原子以下のレベルで無から物質を作り出せる、逆に物質を無にかえすこともできる。
       エネルギーが許す限り何でも作る(消滅させる)ことができる。
       実際に作ったものの中で最大は惑星。
       こいつらはほとんど無限の宇宙エネルギーを動力源にしているので
       理論上は何でも作れるはず。恒星サイズやもっと大きな物体でも作れる可能性大。
       作るのに必要な所要時間は限りなくゼロに近い。(おそらく思考速度相応)
       改装前ヴァレロン号ですらゼロ秒フラットで作れるらしい。(シートンの推測)
     宇宙エネルギーの投射:
       「大宇宙空間のすべての宇宙の、すべての銀河の、すべての恒星を
       崩壊させることで解放されるエネルギー」を相手にぶつける。
       威力は上記のエネルギーをぶつけるということ以外よくわからない。
       世界観と作中の格から考えて、最低でも惑星破壊はできるだろう。
       スカイラーク3号の力帯域は破れなかったが、3号の燃料がなくなるまで
       何時間も攻撃し続け、燃料切れで力帯域を維持できなくなったところを破壊した。

【防御力】純粋な六次力の塊なので物理・エネルギー・重力等は一切無効。
     精神波攻撃、不思議攻撃なら有効だが具体的には不明、よって大きさ相応扱い。
【素早さ】移動速度は六次力の伝播速度と同じ。
     六次力は数百万光年先に瞬時に届き、何億何兆パーセク彼方の惑星ヴァレロンにも一瞬で届く。
     思考速度はシートン、デュケーヌと同レベル。
     (1兆分の1秒未満で思考可能)
     隣の銀河まで数週間で行ける宇宙船(スカイラーク3号)が静止しているも同然に見える。
     数百光年先からの六次力攻撃(弾速は6次力の伝播速度と同じ)を発射後回避可能。
【特殊能力】シートンと同等の精神力を持っている。
     (というよりシートンが純粋知性生命体に匹敵する精神力を持っている)
     おそらく精神防御もシートン並と思われる。
     六次力の塊なので、六次力を知覚できなければ知覚不可。
【長所】物質なら問答無用で消滅、エネルギー無限、寿命無限、物理無効、不可視。
【短所】ゴキブリホイホイみたいな罠で捕まった。
    あらゆる知識、経験においてシートン以上だが、四次元に関する部分は劣る。
    理由は精神のみの存在に四次元は通れないから。
【備考】1パーセクは約3.26光年
    スカイラーク世界の宇宙は直径数兆パーセク以上あるようだ。
    現代宇宙論が確立される前の小説なのでそのへんは仕方ない。
    とある惑星のとある宗教団体の何世代にもわたる精神修行で肉体から解脱して生まれた。
    恒星の寿命(作中では数千億年)を暦の最小単位に使うくらい長く生きてる。
    1〜8の計8体いるが、性能差はない模様。
    強いて言うならごく最近(といっても数百億年昔)純粋知性体になった8は
    1〜7にくらべて知識、経験が不足している。
【戦法】相手を非物質化。効かなければ延々宇宙エネルギーを投射。


副将、大将
【属性】 宇宙船
【大きさ】 直径1万km(外壁は超合金ダガル?明確な記述無し)の球状人工建築物
【攻撃力】 [超大規模天体構造破壊存在] D.銀河を破壊可能
     原子爆弾:惑星を破壊可能。
       (推測。スカイラーク世界の原子爆弾は惑星を吹っ飛ばせるのが普通)
       数万発くらのストックはあると思われる。
       DQ号は短時間(操縦者から見て短時間)で惑星を1万5千個破壊した。
       四次元転移装置で目標に直接転移されるので射程無限、バリアや装甲も無視できる。
     6次光線放射機:精神波を照射するビーム砲。
       出力を抑えて撃っても、いかなる惑星でも瞬時に蒸発するという威力。
       出力を上げれば、上記のビームに10分以上耐えられるバリアを破壊可能。(自称)
       射程は数百万光年以上と推測される。その距離から撃っても即時着弾。
       (ヴァレロン号より劣る宇宙船でもそれくらいの距離で敵惑星と撃ち合えた)
       6次光線は精神波なので不思議攻撃しか通用しない奴にも有効か?
       4次、5次光線のビーム砲も搭載していると思われる、威力は惑星破壊程度。
     四次元転移装置:無時間で、物体を別の場所に移動させることができる。
       4次元空間(作品の主な舞台は3次元)を使うことにより、実現されているため
       作中ではこれに対抗する手段は全く登場しなかった。(いかなる障壁も問題にならなかった)
       さらに、全宇宙の、どこにでも(距離を問わず、無時間で)何かを出現させることができる。
       作中での使用例は以下の通り。
       ・超光速で航行中の敵船内、それもクルーのすぐそばに暗殺者(6人)を出現させた。
       ・防御されている敵惑星の総統室に爆弾(惑星を破壊可能な威力)を出現させた。
       ・星を移動して、銀河を攻撃した。(下記の説明参照)

     四次元+魔術の合体技により銀河系(クローラ銀河系)を破壊した。
     (魔術というのは人類の知らない原理に基づいた技術のことで、いわゆる魔法ではない。)
     具体的には以下の通り。
     スカイラーク世界では、恒星が2つ融合すれば新星化するため、これを利用し、
     他の銀河(銀河Aとする)の恒星を全て敵の銀河に転移させ、銀河全体で超新星を起こした。
     銀河Aから恒星がなくなると、銀河Aにある全ての惑星が滅んでしまうので、
     銀河Aの惑星は全て別の銀河Bにある恒星の公転軌道上に転移させた。
     銀河破壊に要した時間は数分から数十分と推測される。
     破壊された銀河は銀河よりでかい巨大な爆炎と化した。
     銀河を破壊したというより、銀河を2つ使って直径十数万光年の爆発を起こしたイメージ。
     爆炎の拡大速度が明らかに光速を超えているがスカイラーク世界ではよくあること。
【防御力】物質・エネルギーの双方を無力化する“力帯域”で防御。
     力帯域は、同じフォースの次数なら絶対防御が可能というもの。
     フォース(力)の次数というのがスカイラークの思考飛躍の元になっている。
     四次フォースは原子力、五次フォースがサブエーテル(亜空間)レベルの原子力。
     そして六次フォースが思考。それぞれ、波長(何の波長かは知らないが)
     が異なり速度も異なるということになっている。
     四次力帯域はエーテル(空間)を伝播するタイプの攻撃のみ無効化。
     五次力帯域はサブエーテル(亜空間)を伝播するタイプの攻撃のみ無効化。
     六次力帯域なら思考波攻撃のみ無効化する。
     スカイラーク3号の戦いでは、力帯域の波長を目まぐるしく
     変化させてその隙間からビームを撃ち、敵の力帯域の隙間とたまたま
     ぶつかったら有効、みたいな攻防をえんえんとやっていた。
     その時の彼我の距離は数千光年。
本文の説明だと
「この力帯域というのは、エーテルそのものの中に凝止状態を起こすもので、
どんな物質がどんな方法で来ようと、絶対に透過させないし、影響も受けないばかりではなく、
エーテルを媒体として伝播するいかなる振動、あるいは波動も透過させないのです」
「エーテルそのものにおける完全な凝止――これを透過しては、物質だろうが
いかなる形のエネルギーだろうが、どんな環境においても通ることができないのだ」
(4次力帯域の説明)
こういう感じなので、エーテル(空間)経由の攻撃なら絶対防御できるという原理。
ヴァレロン号は謎威力のビームしか防御したことがない。


【素早さ】移動速度:無限大に加速できる。
       ウラン原子分解&重力場制御により3号以降は超光速を瞬時に出せる様になった。
       加速度は、ヴァレロン号より劣るフェナクローン人の宇宙船ですら静止状態から
       百万分の1秒で光速の5倍に達するくらいはある。
       ヴァレロン号の質量対動力比は高速艇並みなのでデカいから鈍いってことはない。
       ヴァレロン号の動力は無限の宇宙エネルギーで、燃料切れの心配がない。
       長距離では遠方の銀河から戻ってくるときも数日程度。
       スカイラーク2号で、しかも即席で作った4次元転移装置でも、
       故郷が宇宙図に載せられないほどの遠くに行ってしまうことができたので、
       ヴァレロン号でも4次元転移装置による無時間長距離移動も可能と推測される。
       というか恒星を転移できる奴が惑星サイズの物体を移動できないわけがない。
     反応速度:人工頭脳の反応は1兆分の1秒未満で状況を判断して装置を動かせる機械以上。
       操縦者シートンの思考速度は人工頭脳と同程度。
       百万光年以上先(おそらく)の敵惑星全体をスキャンし、総統官邸を探し当て
       内部構造、働いている人間、使ってる機械にいたるまで完全に把握した。
       その時の所要時間が百万分の1秒未満。(シートンの生身の脳の思考速度がこれ)
       操縦者の思考波を読み取るタイプの操縦システムなので
       ヴァレロン号はシートンの思考速度相応のスピードで攻撃、防御、移動、索敵を行える。
       他の銀河から完全な不意打ち攻撃を受けても防御、索敵、反撃がほぼ一瞬で可能。
       作品後期では超光速で移動する敵と数十万光年距離をおいて撃ち合うのが普通だった。
       (ヴァレロン号クラスになると数千光年は至近距離にあたる)
六次力のビーム(数百光年先から即時着弾)の不意打ち攻撃を
数百万光年先から受けても自動装置が反応して防御できる。

【特殊能力】・時間停止装置で最低でも惑星サイズの時間停止が可能。
      改装前の1000qサイズでもクローラ族の惑星を封印できた。
      またこの時の描写から、時間停止はクローラ族が反応できないほど
      高速でできる。(発動速度=シートンの思考速度)
      時間停止の有効時間は一千億年以上。
      魔術を知る前は敵銀河を時間停止で封印しようとしていたので
      十分な準備時間があれば銀河サイズの時間停止もできる模様。
      またヴァレロン号の待機中は船全体の時間を止めている。
      時間が止まった物質は劣化も破損もしないので整備の手間がかからない、経済的。
      ・力帯域+時間停止で純粋知性生命体を捕獲。
      まず純粋知性体がいる宙域を直径数百光年の力帯域の球で覆い、球を直径千q強まで
      縮小してから時間停止で封印した。
      ・6次フォースは物質を透過するので建造物内を透視できる。
      ・シートンは宇宙最高クラスの精神力の持ち主。
      とある種族が支配する銀河全体が出す精神波より、シートン一人が出す精神波の方が
      数千倍も強かった。スカイラーク世界では精神力=精神攻撃の耐性なので
      シートンには並みの精神支配や催眠波が通じない。
      ただしシートン以上の精神力がある奴に精神波をぶつけられたら普通に効く。

【長所】攻撃力、速度、広範囲の時間停止。
    シートンは精神力、知識、思考速度の全てにおいて宇宙最高クラスの天才。
【短所】銀河破壊にはシートン以外にクルーが2人が必要なので
    思考速度相応の時間ではできない。
【説明】 内部には上陸用宇宙船スカイラーク2号と、開発者である
    リチャード・B・シートンのワシントン邸宅レプリカが設置されている。
    スカイラーク3号は純粋知性生命体に破壊された為、「ヴァレロン〜」は
    当初スカイラーク4号と命名される筈だったが、女房ドロシー・シートンが
    宇宙船を建築した惑星の名前を取って名付けた。

【備考1】ヴァレロン号は惑星ヴァレロン出発時には直径1000km以上の大きさだったが、
     一度撃破され改修工事を受け最終的には直径1万kmの大きさになった。
【備考2】銀河破壊に要した時間は数分から数十分と推測される。
     理由は、破壊作業中に、少しだけ一悶着があったので数秒で終わったというのはありえないが、
     その銀河から逃げ出せる物も無かったので何時間もかかったというのもありえないから。
     悶着というのは破壊作業中に 、銀河にいた敵三名に魔術を使われてクルー三名が気絶させられ、
     その後、シートンのライバル・デュケーヌがその敵を逆に自分の魔術で殺したという出来事。
     それがなければあっという間に終わった可能性もある。
     ちなみにこの時デュケーヌ達は銀河の外にいた。
     破壊した銀河というのはクローラ族の銀河系で、クローラ族の科学・武力レベルはシートン以上。
【備考3】遠距離から6次フォースを感知する描写はヴァレロン号にはない。
     しかし、ジェルミ人が奪った船が遥か遠くの銀河から地球の6次フォースを発見したという描写はある。
【戦法】敵が惑星サイズ以下なら時間停止で封印。
    それ以上の大きさなら力帯域の球に閉じ込め、中に恒星を大量に放り込んで一気に新星化。
    力帯域で覆えないほど巨大だったり、力帯域から脱出できる奴なら安全圏に逃げて
    相手のいる銀河(もしくは相手の進路上の銀河)を新星化。





































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