【作品名】 タイム・シップ
【ジャンル】 SF小説
【先鋒】 メッサーシュミットBf109F
【次鋒】 時間航行家
【中堅】 ネボジプフェル
【副将】 普遍建設者
【大将】 観察者
【作品解説】
H・G・ウェルズの「タイム・マシン」の正式な続編。作者はスティーブン・バクスター
【共通設定】
物語がスタートした宇宙には無数の平行宇宙が存在する。その平行宇宙全体と同じ大きさの無限宇宙が存在する。
上記の多次元宇宙二つ(多次元宇宙+無限宇宇宙)の塊が無数に並列している。より上位の宇宙は塊が無限に積み重なっている。
上位の宇宙はさらに無限に並列していてその上位の宇宙は・・・と無限に積み重なっている。
【備考】
下巻318ページ
宇宙は無限に古く、無限に広い。そして精神も無限に古い。精神はありとあらゆる物質と力を支配し、無限大の情報を蓄積している。
ここでの精神は全知全能で、偏在している。建設者は時のはじまりへと遡る大胆な挑戦によって、理想郷を獲得した。
有限界から脱出し、無限界へ移住したのだ。
下巻315ページ
<観察者>は時間と空間そのものを、曲げたりつぶしたりねじ切ったりしながらみずからの望む定常宇宙を維持している。
下巻334〜336ページ
ネボジプフェルによるとこの最終パラドックスをとくことが、さらなる多様性、すなわち多様性の多様性を生み出すために必要だと、
観察者は考えている。
「この因果律のループを解くには、より高い次元における論理が必要になる。」
「単一の歴史におけるパラドックスをとくために、われわれの多様性が求めれられたように。」
「しかし−驚いたなネボジプフェル!あたまがくらくらしてきたよ。並列した宇宙の塊がさらにいくつも重なった宇宙なんて−ありえるのかい?」
「もちろんありえるさ。観察者はっまさにそこに行こうとしているんだから」
「ネボジプフェル−そのさらに高次のの多様性に到達したら、そのあとはどうするんだい」
「無限には多くの階層がある」
「怪談を昇るようになっているんだよ。宇宙の構造も、そこに住む者の野心も」
「普遍建設者は一つの宇宙を支配できたはずだが、それにあきたらず、有限性そのものに挑戦した。そして時間の限界点に到達し、突き抜け、
多様性の中にあるすべてに精神を移住させることに成功した。しかし最適な歴史に住む観察者には、そこさえも充分ではない。だからその先、
より高次の無限性へ行くことを目指している・・・」
「それに成功したら?やめるかな」
「やめることはない。はてはないんだ。先へいくという意思に終わりはない。生命と精神にとって挑戦できない限界点はないし、
破れない限界点はない。」
【先鋒】
【名前】メッサーシュミットBf109F
【属性】飛行機型タイムマシン
【大きさ】全長約30フィート。両翼はもう少し長い。
【攻撃力】カロリニウム爆弾:威力は原爆並み。範囲は周囲数百フィート
【防御力】第二次世界大戦の対空兵器にやられる。
【素早さ】移動速度は現実並(570km/h)。反応は軍人並。
【特殊能力】時間移動可能だが詳細不明。考慮しなくてよい。
【長所】カロリニウム爆弾の威力
【短所】所詮飛行機
【備考】地上から数百フィート離れてカロリニウム爆弾投下後離脱するので自爆ではない。それで勝てない相手には体当たりかな?
【次鋒】
【名前】時間航行家
【属性】発明家。中年。
【大きさ】実体無し。精神のみ。
【攻撃力】実体が無いので無し。
【防御力】ビックバンの中で行動して影響なし。時間、空間が存在しない空間で生存可能。
【素早さ】無限の時間と空間を自由に行動できる。時間を無視するので反応の概念なし。
【特殊能力】時間や空間を無視して行動する。寿命の概念なし。
【長所】防御力と特殊能力。狙うは寿命勝ち。
【短所】スレのルールが違うと分けキャラ。
【中堅】
【名前】ネボジプフェル
【属性】モーロック族。人類の子孫。
以下次鋒と同じ。
【副将】
【名前】普遍的建設者
【属性】人類の後継者
【大きさ】なし。精神は無限宇宙全体に偏在している。
【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】
備考より無限宇宙(広さは多次元宇宙と同じ)全知全能。
【長所】多次元全能
【短所】世界内包系キャラのルールがないと分けキャラ。
【大将】
【名前】観察者
【属性】進化した人類
【大きさ】4フィート。ボール上の肉塊で肉質のくちばしがあり鼻はない。
【攻撃力】【防御力】【特殊能力】
塊(多次元宇宙+無限宇宙)全知全能。
【素早さ】
多様性を一つの面として考え、通常の時間を経線とする。
多様性の面を横に横向きの「仮想時間線」が存在し、観察者は仮想時間線を自由に移動できるため
通常の時間を無視し行動することができる。【長所】より上位の世界を目指し無限の階層を征服していく。
【短所】残念ながら征服する描写無し。
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